美容師の業界について考えてみた

最近やっと私の転職活動が終わり、ひと段落つきました。

今の時期、ちょうど美容学生である妹の就職活動の時期で、相談を受けることがありました。

履歴書の志望動機をチェックしたのですが、改めて美容師って職業は特殊な仕事なのだなと感じました。

たとえば、「福利厚生」について

妹は「福利厚生が完備されている」ことを志望理由の一つに挙げていたので、

「いやいや、そんなの理由にならないでしょ」と注意しました。

しかし、聞いてみると、美容室で福利厚生を完備しているところってまだまだ稀らしいです。（by妹の情報）

確かに、兄の美容室も個人経営で、はじめは社会保険にはいっていなかったと聞いたことがあります。

また、美容室自体、狭い範囲に本当にたくさんの店舗がひしめき合っており、それだけそれぞれ異なる特徴があるのだろうけど、もはや差別化も難しいレベル。

美容室選びを間違うと、転職しようにも、転職先でまたアシスタントからスタートしなければならないなど、かなりクローズドな業界みたいです。

美容室によって異なるとは思いますが、一般的にアシスタントからスタイリストになるまで、3年くらいかかると言われており、お給料も10万〜15万くらい。

週６日勤務、立ち仕事で拘束時間は長く、営業前と終了後も練習続き、妹を待ち受けている困難は多そうですが、兄として、暖かく見守ってやりたいと思います。